要介護の
車椅子利用の高齢者の方はなかなか運動ができません。
しかし、身体機能を維持するためにも適度に体を動かすことが大切です。
ここでは、座ったままでもできる体操をご紹介します。
▼高齢者の方が
車椅子でできる体操
健康維持のためにも、座ったままでできる体操を作業療法士の指導のもと毎日続けていきましょう。
■腕を使った体操
握力や腕の筋肉を鍛える体操は、着替えや食事など手を使う動作の維持に有効です。
グーパーを繰り返したり、両手を交互にパンチする運動などです。
■足の筋力を維持する体操
足の体操は立ち上がりや歩行訓練に役立ちます。
座ったまま膝を前に伸ばした状態で10秒程度停止するなどです。
■全身の有酸素運動
車椅子などに座ったまま、その場で足踏みをする体操があります。
同時に腕を振り全身を動かせば、有酸素運動になります。
▼高齢者の座位生活は体操で健康維持
自力で日常生活を送るためにも、筋力を維持することが大切です。
でも、自分の意志で毎日続けることは難しいものです。
高齢者の方が
車椅子生活を健康に過ごすためにも、周りの家族や
施設のスタッフの協力が必要不可欠といえます。
▼まとめ
車椅子での活動が多い高齢者の方も、適度に体操をおこなうことで筋力維持や脳の活性化に繋がります。
熊本県宇城市の住宅型介護
施設『合同会社6L』では、医療専門職のシーティングコンサルタントが常駐。
座位生活に適切な座り方、座ったままでできる体操をおこない心身の向上をはかっていきます。